64歳からのAI挑戦記
第3回:AI副業は本当に稼げるのか
(株)P-アライブの代表を務めます飯田です。
最近、「AI副業」という言葉をよく見かけるようになりました。
SNSでは、
「ChatGPTで月収100万円」
「AIだけで稼げる時代」
「誰でも簡単に副業できる」
そんな言葉が並んでいます。
それを見るたびに、私は少し複雑な気持ちになります。
なぜなら、AIには確かに大きな可能性がある一方で、“現実”もあるからです。
今回は、当時64歳の私が実際にChatGPTを使いながら感じた、「AI副業は本当に稼げるのか」というテーマについて、率直に書いてみたいと思います。 ······今年5月で65歳になりたWW
AIを使えば「楽して稼げる」は本当か?
結論から言えば、
「AIを使えば、誰でも簡単に楽して稼げる」
というほど甘くはないと思います。
実際にChatGPTを使ってみると分かりますが、AIは非常に便利です。
例えば、
・記事タイトル作成
・文章構成
・アイデア出し
・キャッチコピー
・SNS投稿文
・企画書の下書き
こうした作業は、本当に効率化できます。
以前なら数時間かかっていたことが、短時間でできることもあります。
しかし、ここで重要なのは、
「AIが全部やってくれるわけではない」
ということです。
実際には、
・何を作るか
・誰に向けるか
・どんな価値を届けるか
を考える必要があります。
つまり、“人間側の考える力”はむしろ重要になるのです。
AIだけでは“仕事”になりにくい
これは実際に使ってみて強く感じたことですが、AIは「補助ツール」としては非常に優秀です。
しかし、AIだけでは“仕事”になりにくい部分があります。
例えば、ChatGPTに
「ブログ記事を書いてください」
と頼めば、それらしい文章は出てきます。
ですが、そのままでは、
・内容が浅い
・どこか似た文章になる
・人間味が弱い
ということも少なくありません。
だからこそ重要なのが、
「経験」
「視点」
「実体験」
なのです。
私は65年生きてきて、仕事の苦労も、失敗も、挑戦も経験してきました。
AIには、その“人生経験”はありません。
だからこそ、AIと人間が組み合わさった時に、本当の価値が生まれるのだと思います。
実は“文章を書く人”ほどAIを使うべき
私は以前から文章を書くことが好きでした。
だからこそ最初は、
「AIが文章を書く時代になったら、ライターは不要になるのではないか」
という不安もありました。
しかし実際に使ってみると、逆でした。
むしろ、
“文章を書く人ほどAIを使った方が良い”
と感じています。
なぜなら、AIは“ゼロから考える負担”を減らしてくれるからです。
例えば、
「何を書けばいいか分からない」
という時でも、AIに相談すると切り口が見えてきます。
これは非常に大きい。
特に年齢を重ねると、体力的に長時間作業がきつくなることもあります。
しかしAIを使うことで、
“経験を活かしながら効率化する”
ことができるのです。
AI副業で本当に重要なのは「組み合わせ」
私は今、AI副業で最も重要なのは、
「AI × 自分の強み」
だと思っています。
例えば、
・AI × ライティング
・AI × 経営経験
・AI × 専門知識
・AI × 趣味
・AI × 人生経験
こうした組み合わせです。
逆に言えば、
「AIだけ」
では差別化が難しい時代になっていくでしょう。
今はまだ「AIを使える」だけでも珍しい部分があります。しかし今後は、多くの人が使うようになります。
その時に必要になるのは、
“その人にしかない経験”
です。
これは中高年世代にとって、大きな強みになると思います。
中高年こそAI副業と相性が良い理由
実は私は、中高年こそAI副業と相性が良いのではないかと感じています。
なぜなら、
・人生経験がある
・仕事経験がある
・専門知識がある
・人の悩みを理解できる
からです。
例えば若い人はAI操作に慣れているかもしれません。しかし、「人の悩みに寄り添う文章」を書けるかというと、経験の差があります。
AI時代になるほど、
“人間らしさ”
が価値になる気がしています。
だから私は、
「もう年齢的に遅い」
とは思いません。
むしろ今まで積み重ねてきた経験を、AIで“形にしやすくなった時代”なのではないかと思っています。
AI副業は「魔法」ではない
一方で、誤解してはいけないこともあります。
AIは魔法ではありません。
ボタン1つで自動的に大金が入るような世界ではないのです。
結局は、
・継続すること
・学ぶこと
・改善すること
・人に価値を届けること
が必要です。
これは昔から変わっていません。
ただ、その“手助け”をAIがしてくれるようになった。
私はそう考えています。
私が感じている、本当の可能性
私は64歳でAIを学び始めました。
最初は不安もありました。
しかし今は、「これは人生後半の大きな武器になるかもしれない」と感じています。
AIは単なる流行ではなく、これから社会の当たり前になっていくでしょう。
その時に、
「難しそうだから触らない」
のか、
「少しずつでも学んでみる」
のか。
その差は、数年後に大きくなる気がしています。
AI副業は、確かに簡単ではありません。
しかし、自分の経験や知識を活かしながら、新しい可能性に挑戦できる時代になった。
私はそこに、大きな希望を感じています。